原住民の村を通りかかったら、結婚式が終わったところだった

隊長のM氏のバイクの後ろに乗って花蓮の街外れを走っていると、原住民の村でちょうど結婚式が終わったところだった。地域のバスケットコート（屋根付きだが）で催されていた。

入口に飾られている写真のパネルと記念写真を撮る人たちを見比べると（失礼な話だが）、台湾のウェディング写真の技術を感じる（笑）。台湾のウェディング写真は有名だが、このように式場の前に飾るのが一般的みたい。写真集のような大きいブックになったものが置かれたりもする。

台湾国内の経済格差を感じずにはいられない結婚式だ。やはり、原住民は一般的に所得が低いと言われているのを示しているように思われる。しかし、地域に密着して幸せな結婚式のようだった。

男性がステージで沢田研二の台湾語バージョンが歌っている。片付けはどんどん始まっているが、歌い続ける女の子。食にありつこうと来た犬は、かわいそうだが十分なおこぼれはもらえなかったようだった。

やはり結婚式は、当人たちにも、家族や周囲の人たちにとっても一大イベントのようだ。

花蓮・台湾

at Hualien, Taiwan, 12/DEC./2010